読者を引き込め!ウェブコンテンツの書き方を学ぶ

Letting go of words

言葉を捨てていくことで強力なウェブコンテンツが生まれる

まだ体調が回復しないので引きこもり生活は続いています。
体調が悪いと制作意欲(アウトプット)がわかないのでもっぱらインプットに専念しています。

最近読み終わったのはJanice RedishのLetting Go of the Words – Writing Web content that Worksという本です。
ウェブコンテンツの書き方に焦点を当てた本にですが、アメリカのアマゾンでは星4.5という高評価です。

このウェブサイト(whattodotomorrow)を初めてから半年ほど経ちますが、ずっとウェブコンテンツの書き方を体系的に勉強したいと思っていました。

Letting Go of Wordsはとても参考になったので学んだポイントを今日は紹介します!

inside of the book opened to show what it looks like

 

使いやすいデザインにする

空白

  • ヘディングはフロートさせない(関連する段落と一体感がないと段落の区別がつきにくい)
  • テキストを中央揃えにしない(視線の流れが悪くなる)

タイポグラフィ

  • デフォルトはsans serif fontに(読みやすい)
  • デフォルトのテキストサイズは読みやすい大きさに(多くの場合小さすぎる)
  • デフォルトの行の長さはミディアムに(長すぎても短すぎても読みにくい)
  • 全部大文字で書かない(読みにくいのと叫んでいる印象を与える)
  • リンク以外には下線を引かない(リンクだと間違えてしまう)
  • 斜字体を多用しない(読みづらい。英語では本のタイトルを現すのに斜字体は使われる)

 

対話とキーメッセージにフォーカスする

  • 読者が必要としていることについてだけ書く(無駄なことは書かない)
  • なるべく少ない文字数で書く(無駄に長く書かない)
  • エサ、おやつ、ご飯 の順番で考える
    • エサ:ヘッドラインと短い説明
    • おやつ:キーメッセージか短いまとめ
    • ご飯:詳細
  • キーメッセージから書き始める(サイト訪問者の多くは最初の数行しか見てくれない)
  • 段落は細かく分ける。リストにできるところはリスト化する

 

分かりやすいヘッドラインを書く方法

  • サイト訪問者が使うであろう言葉で書く
  • ユニークよりもわかりやすいを優先させる
  • 8つの単語くらいの長さにする(英語で)
  • ステートメント、質問、コールトゥアクションを使う
  • 名詞はコールトゥアクションなどと組み合わせて使う

 

文章をチューンアップする

  • サイト訪問者と対話する。Youを使う
  • IとWeを使う
  • 能動態で書く
  • 短くて単純な文章を書く
  • 不必要な単語は省く
  • 段落は短くする
  • 背景から書く
  • 動詞を活用させる(be動詞形は使わない)
  • 平易な言葉を使う

 

その他、画像の使用やユーザビリティ・テスティングについても書かれておりとても参考になりました。

僕の場合、動詞を名詞で隠すクセがあります。
なので、動作を動詞にもってくるめのコツは大変参考になりました。

例えば:

The Commission’s recommendations for changes were few in number.

これだとrecommendationsという名詞が動詞を隠していてwereという弱い動詞が使われています。
これを動作を動詞にもってくるようにに書き換えると次のようになります。

The Commission recommended few changes.

Retention of these records for seven years is a requirement for licensees.

これだとRetentionとrequirementという名詞が動詞を隠していて、isという弱い動詞が使われています。
これを動作を動詞に持ってくるように書き換えると次のようになります。

You must keep these records for seven years.

つまり、動詞を隠す名詞を見つけてそれを動詞形にすれば動作を動詞に持ってくる文章ができるわけです!
動詞を隠す名詞の代表的な形式を次の表でまとめました。

 

今までのPostを見返す

今回学んだことを踏まえて今まで書いたPostを見返そうと思います!
SEOのコツについても書いてあったのでどのように反映されるか楽しみです!

Letting Go of the Words – Writing Web content that Works

 

 

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