失業保険の申込に行く
会社を辞めてから最初の一週間はITサービスのキャッチアップをすべきと別の記事に書きました。
それが終わったら次にすべきことは何か?
それは失業保険の申込です。
失業保険を申し込むためには元の職場に必要な書類を送ってもらう必要があります。
それが手元に届くのに時間がかかるので(僕の場合は1週間ほどかかりました)会社を辞めてから2週目あたりに申込に行きましょう。
僕にとっては初めてのことだったのでいろいろと調べました。
それを今日は共有します。
失業保険とは何か?
失業保険は正式名称ではないようです。
正式には“雇用保険の求職者給付”というようです。
お金の出どころは給料から天引きされている雇用保険料です。
失業保険の申込は雇用保険料を払ってきた者の正当な権利ですのでしっかりと申込みたいと思います!
どういう人がもらえるか?
簡単に言ってしまうと、過去2年間に12か月以上雇用保険料を払っていた人がもらえます。
フルタイムで1年間働いた人であれば基本的に対象になりそうですね。
アルバイトの人でも働いた時間によっては対象となるので調べたほうがいいです。
それから、倒産や解雇になった人は特例があるのでこれも調べたほうがいいです。
以上をクリアしているにプラスして“失業している”ことが要件になります。
失業の定義がここで重要になるのですが、簡単に言うと、
「働けるし、働く気持ちもあるのに、なかなか仕事が決まらない状態」
のことを言います。
なので次のような人は残念ながらもらえません:
独立を考えている人はちょっと注意ですね。
細かいルールはネットで調べるのもいいですが、分かりづらいので近くのハローワークに電話するか直接行くのがいいです。
今回の自分の経験から言うとハローワークの人たちのほとんどは親身に話を聞いてくれます!
いくらもらえるの?
気になるのは“いくらももらえるか”ですよね?
もらえる金額は次の式で算定されます:
もらえる金額はもらっていた給料によって変わりますが、上の算式からある程度の金額はイメージできます。
例えばどんな人でも最低で165,600円(1,840 x 90 = 165,600)はもらえます。
僕の場合、年齢区分が30-44、基本手当日額は上限の7,105円、雇用保険料を払っていた期間は10年未満なので:
7,105 x 90 = 639,450円 もらえます。
税金はかからないので、1か月213,150円のイメージです。
ちなみに失業保険には税金はかかりません。
もともとの月収の3分の1以下ですが、家賃は3か月間払えます!
では、失業保険は会社を辞めてからすぐにもらえるのでしょうか?
そうとは限りません。
支給のタイミング
僕と同じように自己都合で会社を辞めた場合、失業保険は残念ながらすぐにはもらえません。
実際の支給スケジュールは複雑ですが、簡単に言うと辞めてから3か月はもらえず、それ以降、1か月おきにもらえるイメージです。
僕は6月に辞めているので9月まではもらえず、10月、11月、12月の3か月にわたって支給を受けることになります。
失業保険をもらえるまで時間が開いちゃって正直きついです!
失業保険をあてにしている場合はもらえるまでの3か月分の生活費はためておかないといけないということですね!
なお、倒産・解雇にあった場合は3か月待つ必要がなくすぐにもらえるので一安心です。
再就職が失業保険の支給期間中に決まった場合は?
その場合は残りの全額をもらうことはできませんが、残っている期間に応じて就職手当として受け取れます。
その場合、支給額は40-50%目減りしちゃいますが、ないよりましですね。
実際の手続きは?
失業保険の手続きはすべて最寄りのハローワークで行います。
会社を辞めて申請のために必要な書類がそろったら早めに行っちゃいましょう!
申請のために必要な書類は次の7点です:
ハローワークは行くまでが少し面倒ですが、手続きは結構早く終わります。
朝早くのほうが空いているそうです。
最後に
実際に手続きをすると結構簡単ですので繰り返しになりますが、早めにやってしまいましょう!
ちなみに僕が手続きをするときに参考にしたのがこのサイトです。細かいことも結構書いてました。
僕はというと、申請手続きは終わっていて、あとは10月に失業の認定を受ければ1回目の支給を受けることができます。
その時の様子はまた記事にして共有したいと思っています!