ドコモからY!mobile(ワイモバイル)にMNP – iPhone SEでワイモバ
10年近く使ったドコモを解約しました
理由は会社を辞めて節約を余儀なくされたからです。
コスト削減の第一歩、固定費の見直しの一環として携帯代を見直してみました。
ドコモを10年近く使っていました
docomoが一番というイメージが若い時からあります。
過去にauやソフトバンクを使ったこともありますが、その経験からも電波の安定はドコモが一番という印象があります。
ドコモに関しては今まで特にこれといった不満はありませんでした。
こちらの記事にも書いているように、僕は香港版のiPhone SEを使っていて、デザリングもドコモで問題なくできていました。
最近は安い料金プランのMVNOがたくさん出てきているのも知っていたので興味はありました。
でも手続きが面倒くさいという印象があったので実際に行動に移すところまではいっていませんでした。
MNP先として検討した通信会社
どれを選んでもドコモより安くなる
今は本当にたくさんのMVNOがあります。
料金だけを見ればどれを選んでもドコモより安くなるはずです。
僕が求めていたのは安定した通信速度のとシンプルは通話プランでした。
いろいろと調べた結果、候補に残ったのは次の3つでした。
1. mineo(マイネオ)
mineoは最近CMもよく見ますが、au系のMVNOで通信は安定しているとの評判です。
僕の香港iPhone SEはCDMAに対応していません。
CDMAに対応していないと、mineoを含むau系のMVNO相性が悪いことを知ってから候補から外しました。
それさえなければ有力な候補だと思います。
2. NifMo (ニフモ)
ニフモはインターネット・プロバイダーのニフティがやっているMVNOでドコモ系です。
こちらも通信が安定していると評判です。
回線申し込みはインターネット経由がメインですが、ヨドバシカメラなどでもできるようです。
僕も実際にニフモの回線をヨドバシカメラで作って少し使ったことがあります。
データ通信に関してはドコモよりも速度は落ちるもののイライラすることはなかったです。
ニフモの回線で使っていた機種はVerizon版のiPhone 5Sでしたが、デザリングも問題なくできました。
3. Y!mobile (ワイモバイル)
Y!mobileはソフトバンク系のMVNOです(純粋なMVNOではなく、ワイモバイル自体も回線を持っています)。
前身はイーアクセスだったりウィルコムを吸収していたりとそれなりの歴史があります。
Y!mobileは最初全く検討対象に入っていなかったのですが、桐谷美玲とふてニャンの1980(イチキュッパ)のCMが強烈で興味を持ってしまいました。
実際に調べてみると通話、通信込みで1,980円と激安な上に通信速度も早いというではないですか!
どうもY!mobileの位置付けは準キャリア的なもので、ドコモやソフトバンクのようなキャリアとMVNOの中間に位置付けられています。
なので通信速度も早く、安定度も高いということなのです。
しかも、10分以内の通話であれば月300回までタダ!
通話は10分で終わるし(終わらなければ一旦切ってかけ直せばいい)月に300回もかけないので通話料も心配なし!
家の近くにY!mobileの店があったここともあり、勢いで変えてきました。
docomoからY!mobileに変えていくら節約できたのか?
月々3,000円、年間36,000円
まず僕がドコモを解約した月の一つ前の月の請求内訳を見てみましょう(最終月には解約料やMNP料が入るため)。
請求金額は7,673円となっています。
通話発信はあまり行わないので毎月ドコモにはこれくらいの金額を払っていたことになります。
では次にY!Mobileに変えてから3ヶ月間の料金の推移を見てみます。
3,700円付近を推移しています。
ためしに8月の明細を見てみましょう。
ちなみに、僕は毎月概ね2GBの通信を行うのでプランは1,980のスマホプランSではなく、2,980のスマホプランMを使っています。
2,980に収まっていないのは消費税、SMS、0570への発信が原因です。
ドコモへの支払いが毎月7,600円だったとして、Y!mobileへの支払いが毎月3,700円だとすると、その差2,900円と約3,000円の差になります!
年間だと36,000円、2年に1回は新型iPhoneに変えていることを考えると新しいiPhoneの購入資金が貯まります。
なかなかの節約となりましたが、僕はドコモと2年契約を結んでいて、それを更新月以外のタイミングで解約したため解約料が9,500円かかりました。
これに加えてドコモからY!moblieに変更するMNP手数料が2,000円とY!mobile側で契約事務手数料が3,000円がかかるのでスイッチング・コストは14,500円です。
毎月3,000円の節約になっているので5ヶ月でペイできる金額です。
契約更新のタイミングの人は解約料がかからないのでスイッチング・コストは5,000円だけです。
解約料がかかってしまう人も契約更新のタイミングが4ヶ月より先の場合は解約料を払ってでもMNPした方が得になります。
Y!mobileの通信速度はどうか?電波は?
ドコモから変えたことを実感しません
使っている感じはドコモと全く変わりません。
僕は携帯でゲームをしたり、長い動画を見たりしないからかもしれませんが、不便さは全く感じません。
東京の港区某所(山手線の線の線路沿い)で通信速度を連続して測ってみました。
これくらい通信速度が安定していればストレスなく使えますね!
Y!mobileの不満点
2点あります
普通に使う分には何も不満はありません。
ふてニャン缶も気に入っています。
しかし不満点が2点あります。Y!mobileへの乗り換えを検討中の人にとっては注意点になります。
- 大手キャリアと同様2年縛りがあり、契約期間中は解約料9,500円がかかる
- シムフリーiPhoneだとテザリングができない
1点目は憎き解約手数料です。ワイモバイルもかかります。
ニフモなどのMVNOは最低利用期間が設定されているものの、2年ではなく1年程度です。
僕が契約したことのあるニフモも7ヶ月だったと思います。
それ以降であれば解約料はかかりません。
ワイモバイルもせめて1年になれば他の業者が魅力的なプランを出してきたときに乗換えやすくなるのにと思います。
2点目はワイモバイルに変えてから気づいたことなのでこれからの人は要注意です。
iPhoneのテザリング設定画面に行くとボタンが出ますが、それを押すとソフトバンクのサイトに飛んでしまいます。
ソフトバンクのページで自分のアカウント情報を入れてもエラーとなり、それ以上のことはできません。
いろいろと調べたらワイモバイルが出しているiPhone以外のiPhoneではテザリングはできないと注意書きが小さく書かれていました。
まとめ
通信速度、通話品質を犠牲にせず、月々3,000円、年間36,000円の節約となったので大満足です。
解約手数料、テザリング問題については今後改善されることを願っています!