世界一使いやすい機内持ち込みキャリーバッグ – Briggs and Riley Domestic Carry-On Expandable Upright U122CX
ここ10年ほど理想のキャリーバッグを求めてTUMI、Travelpro、RIMOWAやACEなどを使ってきました。
10年で10個以上のキャリーバッグを買いましたが、これだ!!というものにはまだ出会えていません。
機能はよくてもルックスがだめだったり、ルックスはよくても機能がだめだったり。
意図的に欠陥を残すのがメーカーの戦略なのではないかとすら思ってしまいます。
そんな中、この一年ほど国際線メインで使っているキャリーバッグがあります。
もしかしたら理想の22インチサイズに出会えたかもしれません!
そのかばんはBriggs and Riley Domestic Carry-On Expandable Upright U122CXです。
Briggs and Rileyとは
ブリッグズ・アンド・ライリーは1993年にアメリカで誕生したブランドでTUMIと並んでビジネス・トラベルバッグ業界の中では有名です。
日本で見ることはほとんどなく、情報も全くありませんでした。
何度もウェブサイトやYouTubeの動画を見返して購入を決断しました。
僕はAMAZON USで買ったので値段は500ドル+送料で600ドル弱くらいだっと思います。
Briggs and Rileyの鞄の特徴は大きく3つです:
- Life Time Warranty(生涯保証)
- CX Expansion Compression Technology
- Outsider handle(外付けハンドル)
これらの特徴はBriggs and Riley U122CXでも健在なので早速見ていきましょう!
Briggs and Riley Domestic Carry-On Expandable Upright U122CX
基本的な項目をおさらいしていきましょう。
サイズ
Height | Width | Depth | Weight |
22 inch | 14 inch | 9 inch | 8.9 lbs |
56 cm | 35.5 cm | 23 cm | 4.0 kg |
ANAの機内持ち込み規定だと高さが55㎝までなのでギリギリアウトですが、今までトラブルになったことはありません。
幅が一般的な22インチのキャリーバッグと比べて若干細いので大きさはあまり強調されません。
デザイン
シンプルで嫌味のないデザインです。色も黒一色です。
下手な装飾がないので個人的には好感のもてるデザインだと思います。
質感も悪くなく、TUMIと比べても見劣りしません。
走行音
とても静かです。
六角レンチでアクセスができるので取り換えも簡単にできます。
特筆すべきは足です。
非常に頑丈なつくりで絶妙な角度がつけてあるので鞄の安定感が半端ないです。
エクスパンドした状態でもちょっとやそっとのことで倒れることはありません。
これは非常にポイントが高いです。
重さ
特別軽いわけではありませんが、重たくもありません。
重さは気になりません。
外ポケット
大きな外ポケットと小物用のポケットがついていて使い分けができるので便利です。
小物用ポケットとは別にもう一つ小さなポケットが鞄の上部についています。
この中には他のキャリーバッグとリンクするためのストラップが格納されています。
複数のキャリーバッグで旅をするときには使えそうです。
手さげ鞄をぶら下げることもできるのですが、だいたい鞄が床をすることになるのでそのような使い方を僕はあまりしません。
ハンドル
長く伸びるハンドルで使いやすいです。
Rimowaも長いですが、それよりも若干長いのでケースをかかとでガツガツ蹴ることはありません。
作りも頑丈です。
実はハンドルがこのバッグのポイントの一つですがわかりますか?
ハンドルが外についているのです!
通常、ハンドルは鞄の中を通っているので、コンパートメントの中に凸凹ができてしまいます。
ハンドルを外に付けることでコンパートメントはフラットにすることができ、荷物を詰めるのが圧倒的に楽になります!
グローブトロッターと同じような発想ですね。
そのダウンサイドとしてはハンドルを外に持って行った分全体の厚みが増えてしまうのでメイン・コンパートメントを少し薄くする必要はあります。
しかし,そこは後述するエクスパンド機能で補うことができますし、画像にもあるように、ハンドルの厚みで生まれたスペースにポケットを作ることでうまく欠点を利点に変えています。
小さいポケットにはWaterfrontの折り畳み傘がピッタリ入ります。
メイン・コンパートメントに入れる必要がないので荷物が濡れる心配もありません。
メイン・コンパートメント
ハンドルを外に持って行ったことでフルフラットです!
荷物の詰めやすさが圧倒的に違います。
地味にいいのがストラップです。
荷物全体を押さえつけることができ、移動中に物が動き回る心配もありません。
スーツ用のコンパートメントもあります。
ハンガーは付属していないのでTUMIのものを使っています。
そして、このバッグの特徴のもう一つがエクスパンド機能です。
一般的には、鞄をエクスパンドするときはチャックをぐるっと一周外すことによって行います。
このBriggs and Riley U122CXはこのチャック方式を採用しておらず、コンパートメントの中に特殊な機構でエクスパンド機能を実現しています。
使い方はとても簡単:
- つまみを持ち上げ最大までエクスパンドする
- 荷物を入れる
- 鞄を閉じて上から押し付ける
そうすることで荷物の多さに最適な大きさにエクスパンドの幅を合わせることができるのです。
これがBriggs and RileyのCX Expansion Compression Technologyです!
写真でもわかるようにかなりエクスパンドするので荷物はめちゃめちゃ入ります。
Briggs and RileyのCX Expansion Compression Technologyで鞄を圧縮できるので無駄に鞄が大きくなるのを防ぐことができます。
単純ですが、便利な機能です!
Life Time Warranty(生涯保証)
Briggs and Riley U122CXは作りがしっかりしているので、壊れる心配はなさそうです。
万が一壊れた時も生涯保証がついているので安心です。
保証がついていても適用範囲が限定されていたり、規約が細かかったりと実際には使えないものが多い中、Briggs and Rileyの保証制度に関しては好意的な口コミが多かったです。
日本からだとアメリカに送ることになるので少し手間はありますが、生涯保証はメーカーの商品に対する自信の現れでもあるので非常に好感が持てます。
まとめ
Briggs and Riley U122CXは今まで使ってきた22インチサイズのキャリーバッグの中では一番いいと思います
欠点が見当たりません。
実際に使っていてストレスを感じることは一度もなく、それはキャリーバッグの良し悪しを考えるときに非常に大事なことです。
一点だけ挙げるとするとデザインが地味なところですが、それは長所でもあったりするので欠点とは言えません。
値段は送料も入れて600ドルとそこそこしますが、TUMIが国内で10万円することを考えるとリーズナブルと言えます。
TUMIのAlpha 2を検討しているのであれば絶対にU122CXのほうがいいです。
現時点でBriggs and Riley U122CXは世界一使いやすい機内持ち込みキャリーバッグと言えます!
最後にTUMIの26141とドッキングした状態の写真です。
悪くないマッチングです!
レビューとても参考になります。
私も同じBriggs & Rileyを
購入しようと考えてます。
現在のAmazon US or Global だと
not eligible for international shipping
となっています。
日本在住だと転送サービスを利用し、
購入するしかないのでしょうか?
もし日本へ発送可能なネットショップ等
お店ご存知でしたらご教示ください。
あと、ホイールをサイズは3.25 or 2.75 inch
どちらのリペアパーツになるのでしょうか?
Briggs and Rileyのホームページを今確認したらこちらも今は日本に発送していないようですね。
ちょっと前までは日本にも発送していたのですが、日本への進出でも検討しているのでしょうか。
私は確かAmazonUSで買ったのでそれがだめだと転送サービスしか手段は思いつかないです、すみません。
なお、ホイールは自分のやつを測ったところ2.75インチでした!
「日本からだとアメリカに送ることになるので少し手間はありますが」とありますが、ブリッグズ・アンド・ライリーは、提携している修理会社が世界中にあるので、そこに送れば大丈夫です。あとは、ブリッグズ・アンド・ライリーが払ってくれます。
http://www.briggs-riley.com/contact/find-a-repair-center/
DAIICHI BODY INC.
1001-677 Honsanrizuka
Narita
286-0116
Japan
http://www.briggs-riley.com/shop/type/self-repair-kits
修理キットも無料でくれます。
購入後は、ブリッグズ・アンド・ライリーに登録してあれば、全部無料です。
貴重な情報ありがとうございます!
ますます安心してBaselineをガンガン使えます。
壊れる心配はなさそうなくらい頑丈ですけどね!