脱・シャンプー 脱・炭水化物
健康について考えたことありますか?
僕はアラフォーになるまで考えたことがありませんでした。
その理由は次の3点にまとめられます:
- 太っていないから大丈夫という思い込み
- 肌荒れがないため見た目は健康
- 今まで大きな病気になったことがない
太ってないから大丈夫という思い込み
僕は身長170㎝/体重は54㎏だったので体型はいたって健康です。
今まで太ったこともなく、食べ物は気にしたことがありません。
太らない秘訣を聞かれると“気にしないで好きなものを食べることだ!”とすら言っていました。
人に説くことは自分でも実行せよ、ということで大好物のラーメンは多いときで週に3回食べ、食後はすっきりするためにコーラ(もちろん赤)を飲んでいました。
好きな食べ物は丼ものや麺類で、炭水化物はよくないという同世代の声は僕には戯言のように聞こえました。
肌荒れがないため見た目は健康
肌荒れもほとんどなかったため、食生活はやはり健康に影響を与えていないという自信がありました。
念のためにサプリメントをたくさん飲んでいたので、それも効いているという安心感がありました。
親の方針もあり、子供の時からシャンプーやスキンケア商品については天然素材のものを選ぶようにはしていました。
男にしてはこだわっていたほうだと思います。
肌の状態も良かったので自分は健康だと思い込んでいました。
今まで大きな病気になったことがない
風邪もほとんどひかないのでこれも自分が健康である裏付けになっていました。
体の不調も軽度な花粉症くらいでこれもここ数年は症状がよくなっていました。
前の仕事では深夜残業も当たり前だったし、ストレスもあった中、上記の状態をキープしていたので、健康のことを気にすることはほとんどありませんでした。
しかし、会社を辞めて体験したあることをきっかけに健康を気にするようになったのです。
健康を気にし始めたきっかけ
ベトナムでのバカンス
会社を辞めてから旅に出たいと思い、1週間ほどベトナムに行っていました。
ベトナム滞在中はリゾート地のダナンにも行き、日焼けをして遊んでいるニート感を出したかった僕は日焼け対策を一切しませんでした。
ダナンの日差しは強くて思っていたよりも焼けてしまいました。
めちゃくちゃ痛くなるくらいです。
このままで皮が剥けてえらいことになってしまう!と思ったのでホテルで日焼け後に塗るクリームをもらい、定期的に塗りなおしていました。
その対応もむなしく、日本に帰国してからも赤みはひかず、1週間後くらいから皮が剥け始めました。
日焼けで皮が剥けた経験は今までもあったのですが、今回はとにかくひどく、自分で見ていて気持ち悪いくらいでした。
特に上半身と足がひどかったです。
その時の写真です。グロいので食事中は見ないでください。
顔と腕はほとんど剥けなかったのが不幸中の幸いです。
シャワーに入ると、皮が剥けたところから水が入ってしまい、皮が風船状態にふくれ大変でした。
ニベアを塗ってもましにならずお手上げ状態でした。
日焼け後のケアをうたっている商品も使いましたが目に見える効果はありませんでした。
皮が剥けるだけであればそこまで気にならなかったのですが、皮が剥けた所から異臭がしてきたのです。
しまいには皮が剥けた所には赤い湿疹が出てしまい、臭いと見た目の悪さで治るまでは家にいました。
面白いことに湿疹が出るまでのパターンは決そのまっていて、必ず:
皮剥ける→異臭→湿疹
でした。
湿疹はあせもではなく、太陽アレルギーだったのではないかと今では思います。
日焼けの後処理について調べたのがきっかけ
湿疹が出てしまったことが心配になり、ネットで日焼けとその後始末についていろいろを調べ始めました。
求めていた情報はいかに早く皮膚の状態をよくするか、でした。
そんなときにネットで見つけたのが“傷口は消毒するな”という情報でした。
その理由は、
消毒してしまうと傷を治す手助けをしている常在菌をも殺してしまい、その結果傷も治りにくくなる、
というものでした。
ではどうするかというと、ワセリンを塗ってラップするのです。
従来の消毒して乾かす方法とは真逆の湿らせて治す方法です。
この方法をモイストヒーリング(湿潤療法)といいます。
何年か前からゼリー状の絆創膏を薬局などで見かけるようになったのを僕はその時思い出しました。
こういうやつです:
これも同じ原理でしょう。
直接日焼けとは関係ありませんでしたが自分にとっては衝撃的な新発見でした。
家にあったマキロンや傷ドライは処分し、ケガをした時のために一番効くとされているプラスモイストという傷口用のシートとラップ用のハイドロコロイド包帯を速攻で買いました。
話が脱線したので戻します。
モイストヒーリングという治療法は夏井睦という医者が提唱していることを知り、その人が本を出していることも分かりました。
「傷はぜったい消毒するな」という本です。
速攻で買いました。
遊び盛りの子供がいたり、家事をしたり、スポーツをしたりする人は万が一の時のために読んでおいたほうがいいと思いました。
本にはモイストヒーリングの実施方法からその原理まで細かく書いてあります。
シャンプーも体に悪かった?
「傷は絶対消毒するな」の理由は、体にとっていい菌(常在菌)まで殺してしまうから、でした。
同じことはシャンプーやボディソープにもいえるようです。
シャンプーやボディソープには界面活性剤が含まれており、これが皮脂や常在菌を根こそぎとってしまう結果、肌トラブルが起きてしまうという理屈です。
ではどうするか。
シャンプーやボディソープは使わない。
これを提唱しているのが「シャンプーをやめると、髪が増える」という本です。
速攻で買いました。
上でも書いたように僕は昔からシャンプーにはこだわっていました。
値段も高い、オーガニック系のものを使っていました。
しかし、これらにも界面活性剤は含まれていることを知りました。
“炭水化物は体に悪い”の本当の意味
「傷はぜったい消毒するな」で衝撃を受けた僕は同じ作者が書いている「炭水化物が人類を滅ぼす」という本にも興味を持ってしまいました。
これも速攻で購入しました。
結論を言うと、この本も僕にとっては衝撃でした。
「糖質制限」、という言葉を聞いて僕は「ダイエット」という言葉しか連想しませんでした。
つまり、太っている人のための足せる方法が「糖質制限」であると。
なので自分には関係がない、と思っていました。
この本を読んでそれは違っていたことを知りました。
炭水化物のとりすぎは体重増加の原因にもなりますが、そもそも体にとって“良くないもの”なんです。
炭水化物のどんなとこが悪いか:
- 皮下脂肪がつく
- 体がだるくなる
- 糖尿病リスクが高まる
など、ものすごいリスクがあることを知りました。
炭水化物とは具体的に言うとお米、麺類です。
全部僕の大好物でダブルショックです。
体質改善を決意
脱シャンプー、脱炭水化物
新発見を受け、僕は体質改善に取り組むことにしました。
具体的にはシャンプーは使わず、炭水化物はなるべくとらないようにしようと思います。
簡単に見えるかもしれない取り組みですが、働きながら実行するのは難しかったと思います。
ニートだからこそ取り組みやすい試みだと思います。
僕がどのように脱シャンプーと脱炭水化物をやっているか、途中経過はどうかについてまた紹介していきます!