外資系へ転職したい人がすべきこと – LinkedIn(リンクトイン)のアカウントを作ってたまに更新しておく
失業保険申込のPostで書いたように、一回目の失業保険の給付を受けるために10月の後半に失業認定を受けなければなりません。
失業認定を受けるときに求職活動の記録を二件提出しないといけないのでどれにしようか考えていたところです。
そんな矢先にLinkedIn経由でリクルーターから“アメリカのケンタッキー州で働く気はないか?”とメールが来ました。
LinkedInはたまにこういうことがあるので
- 外資系で働きたい人
- 海外で働きたい人
は登録をしておいたほうがいいと思います。
LinkedInとは何か?
一言で言ってしまうと“フェイスブックのビジネス版”です。
フェイスブックではプライベートを他人と共有しますが、LinkedInでは自分のキャリアやプロフェッショナルライフを共有します。
もちろん、輪を広げたり、情報を入手したりする手段としてLinkedInを使うのもいいのですが、僕はそのような使い方はしていません。
LinkedInを外資系への転職活動に役立てる方法
僕は自分の情報を載せてそのまま放置し、4年に一回(オリンピックと同じ頻度)情報の更新をするだけです。
それだけでリクルーターから連絡が来ます。
冒頭でも紹介したように、海外からのオファーもたまにきます。
もちろんその人の経験やスキルによってどれくらいの連絡が来るかは変わってきますが、僕の場合は一週間に一回は連絡が来ていました。
僕に来る求人案内はだいたい99%が外資系です。
超有名なFortune 500 企業からベンチャーまでいろいろです。
有名どころを挙げるとAmazon, Morgan Stanley, Gucci, Chanelなどです。
給料も外資系はいいです。
職種にもよりますが、1,000万円オーバーが普通にあります。
なぜLinkedInに載せるとリクルーターから連絡が来るの?
LinkedInの登場により、リクルーターの働き方がそもそも変わっています。
昔は転職を考えている人が転職サイトに登録をして、その登録者の中からリクルーターが候補を探すというアプローチが一般的だったと推測します。
今は、特に外資系のリクルーターの場合、LinkedInから候補を探すのが日課になっていると聞いたことがあります。
なので、LinkedInにプロフィールを載せておくとリクルーターから連絡が来る確率が上がるのです。
リクルーターと会うまで
リクルーターからの連絡はメールできます。
日本人のリクルーターもたまにいますが、僕の場合は99%外国人です。
求人の簡単な紹介とJD (Job Description)がついているのが一般的です。
興味がないポジションの場合は無視して大丈夫です。
リクルーターの方も、片っ端からメールを送っている場合がほとんどなので気にする必要はありません。
ただ、優秀そうなリクルーターや一斉送信メールではなくあなた個人に対して送ってきているようなメールは返信しておいた方がいいです。
そのリクルーターとは仲良くなって情報交換をするのがいいです。
一斉送信かどうかの見分け方はメールを見ればすぐにわかると思います。
ちゃんとあなたのプロフィールを見て送っているなと感じたら、求人に興味はなくてもお礼と断りのメールを送っておいたほうがいいです。
優秀そうなリクルーターの見分け方も簡単です。
リクルーターの離職率はすごく高いので、定期的に求人情報を送ってくる人は優秀である可能性が高いです。
それからレスポンスが早い人です。
返信レスポンスが遅い人はどれだけ求人内容がよくても関わらないようにしています。
すぐに転職は考えていない場合でも優秀そうなリクルーターを見つけたら定期的に情報交換をしておくのがおすすめです。
その場合の返信方法ですが、僕はいつも下記のような内容を送っていました:
Thank you for reaching out.
Unfortunately, I am not actively looking for a new job right now.
However, I am always open to new opportunities and am interested in what the market is offering.
If it is ok with you, I would appreciate it if we could keep in touch.
Thanks!
このような申し出に対してほとんどのリクルーターは好意的でだいたいこのタイミングで会って話そうと誘ってきます。
時間があれば会っておいたほうがいいです。
向こうに自分を知ってもらういい機会になりますし、何より、信頼できるリクルーターかを判断するいい機会です。
自分の職場の近くでお茶かランチをしながら、今までの経験とスキル、どのような仕事に興味があるかなどの話をしてその日は終わりです。
会うまでに簡単なCV(履歴書)を英語で作っておくといいです。
LinkedIn FAQ
僕は基本的に載せて放置なのでLinkedInの機能については全く知りません。
したがって、リクルーター対応に絞って今までよく聞かれた質問と僕なりの回答を書いておきます。
Q: プロフィールは英語か日本語で書くべきか?
A: 英語です。ほとんどのリクルーターは外国人なので英語がいいです。
Q: 写真を載せるべきか?
A: どちらでもいいと思いますが、転職の本気度が高い場合は載せたほうがいいような気がします。
僕も最初は載せていなかったのですが、途中から載せるようにしました。
載せたくない理由として“トラブルに巻き込まれたくない”というのが大きいと思いますが、今のところトラブルやいたずらはありません。
LinkedInのアカウントを見るのはリクルーターか同僚くらいしかいないのでトラブルに巻き込まれるリスクは低いと思います。
写真を載せる前と載せるあとでオファーが増えたかですが、気持ち増えたような気がします。
Q: 知らない人からInvitationが来るんだけど、Acceptしたほうがいいか?
A: 知らないリクルーターからバンバン来ると思いますがLinkedInでコネクションを作っていこうと思っていない限り無視していいと思います。
僕は本当に知っている人でかつ、リクルーターからみて魅力的と思えるポジションの人以外はすべて無視しています。
Q: どのような情報を載せればいいか?
普通にCVに書くようなことをコンパクトにまとめて書くのがいいです。
リクルーターはたくさんの人のプロフィールを見ないといけないので5秒でインパクトを残すような経歴とスキルの書き方を心掛けたほうがいいです。
インパクトのあるサマリーを書く方法はそれだけで一つのPostが書けてしまうので簡単に言うと次の要素は入れたほうがいいです。
- 現在の仕事を含む経歴を3行で。役職があれば具体的な役職名も。
- 数字情報(達成した金額、manageしている人の人数、経験の年数)。
- 語学力(英語スキルに加えて、日本語もネイティブであることを入れておいたほうがいい)
- 資格
最後に
冒頭のケンタッキー州の案件ですが、これは一斉送信メールではなく、僕個人に送られてきたメールだと文面から分かったので返信しておこうと思います。
昔ニューヨークで働いていたことがあるのですが、最近ニューヨークに戻るのもいいかなーと思ったりしているのでNYにいい仕事がないか仲良くなって聞いてみようと思います!